アフィリエイト成果が上がる条件

「ジャパネットたかだ」の販売トークは最低だが、それでも「物が売れる」・・・と言うより「売れない筈がない」、状況を作り出す手腕は見事だ。

「ジャパネットたかだ」が売れる理由は熱いセールストークでは無く、金利ゼロとお買い得感を錯覚させる付加価値の部分にある。

冷静に考えてみれば、一括でも変える金額のものをわざわざ分割で買わなければならない部分が腑に落ちるし、分割でなければ、そもそも金利も発生しない。

一つの商品に対して関連性のある、つまり、繋がりのある商品を付加させるあたりが巧妙で、購入者がその商品を購入した後、どんな使い方をするかまでを的確に想定している。

この辺りは、売ったらそれでオシマイ的な販売手法とは大きく異る。

人間が物を買う動機には金銭的な部分の当然あるが、タイミングが大きく関わってきており、この機会を逃すともう二度とこの条件で変えないかもしれないという不安が購入意欲に拍車をかける。

こういった心理に訴えかけるようなコンテンツを用意しなければならない時に、販売ページの内容をパクったようなページしか作れないアフィリエイターが居る。

こういった行為は、それを得意とする韓国や中国の連中に任せるとして、アクセスユーザーをその気にさせるような内容を用意する事に専念したいところだ。

それには、いかにも広告然とした振る舞いをやめ、内容でひとつの事柄に対しての関心度を高めたうえで、巧妙に関連する広告へと誘導する必要がある。

決して前ではダメで後に広告を表示させなければ意味が無い。

よってYoutube動画の冒頭に流れる広告動画は青二才さながらな行為と言える。

こんな駄作であっても反面教師として捉えるなら少しは役に立つ。

実際、Youtube動画エンド部分で内容に関連する広告動画を流せば少しは食いつくユーザーも居る事だろう。

広告の表示頻度を金でコントロールしている立場上、それが出来ないのを哀れにさえ感じる。

だが、アフィリエイター側の立場で言えば、掲載する広告に制限など無く、自分の勝手気ままな判断で掲載広告を自由に選べる。

この唯一、と言って良いメリットを活かすか殺すかがアフィリエイト成果に大きく関わってくる。

その気にさせる内容について考えてみよう。

見返りを求めた親切など誰も求めない。

だから「アフィリエイト広告で稼ぎたい」を念頭に作ったコンテンツなど誰も求めない。

当然、有益なコンテンツには成り得ない。

第一、純粋性に欠ける。

本当の親切とは「何の見返りも求めずに行う行為」だ。

これに習うなら、ひたすら誰かの役に立つコンテツ作りに専念するだけで良い。

それが本当の意味での上位表示される資格を持ったページになる。

有益コンテンツの提供、これ以外の部分はすべてプログラムに任せれば良い。

それが上位表示されるコンテンツページとアフィリエイト成果の両方を手に入れる唯一の手段になる。