Wikipediaデータでサイトに辞書機能を

何かについて調べ事をすると、決まってウィキペディアのページに辿り着く・・・・のも珍しくないくらい、ウィキペディアの情報量の多さはあらゆるシーンで活用されています。

こんな便利なウィキペディアのデータは、外部に向けて提供されており、データをダウンロードすることで活用することができます。

さて、ではどのように活用すればよいのか?

ってことになりますが、例えばブログサービスなどで頼んでもいないのに投稿した記事の文字列にリンクが埋め込まれ、リンク先にその文字列の意味が表示される・・・、りまり辞書機能が与えられている・・・場面に直面した経験はありませんか?

やたらに辞書ページへと飛ぶのはいかがなものかと思いますが、それ相応のユーザービリティとして機能しているとも言えます。

こういった機能を持たせているブログサービスやサイト側の考えとしては、もちろんユーザービリティの向上・・・・というたてまえの他に、ページ数を飛躍的に増やせる・・・といったメリットに重きを置いているとも言えます。

ならば、これを使わない手はないわけで、さっそく、自分のサイトにも同様の機能を・・・と思うのも当然ですが、これをやるには、いくつかの条件を満たす必要があります。

まず、ブログやSNSなどを利用して情報発信の場を提供してもらってる立場ではなく、自らサーバー環境を構築し、完全に自分の管理下でサイトを保有していること。

ウィキペディアデータを活用するには、データベースとの連携が必須で、無料でそこまでサポートしてくれるブログやSNSはありません。

データベースというと、なんだか敷居が高いと捉えられがちですが、何のことはなく、膨大なウィキペディアデータをストックしておく場所が必要で、それがデータベース・・・、正確にはデータテーブルということです。

データテーブルに突っ込みさえすれば、あとはサイトと連携させることで、サイト側からウィキペディアデータを引っ張り出せるというわけです。

大概のレンタルサーバーであれば、データベース利用も可能で、例えば人気のあるCMSであるワードプレスなども、このデータベースと連携することで、その機能を発揮しています。

ワードプレスはとりわけ、データベースの存在を意識する場面は少ないのですが、ウィキペディアデータを利用するという場合は意識する必要が出てきます。

ウィキペディアデータのダウンロードに特化した情報ページはたくさんあるのですが、いざ、ワードプレスで作ったサイトと連携させる部分について詳しく載っているページは少ないです。

データベースに初めて触る人でも迷わず作業を進めていけるように、良心的に解説してくれてるページがあるのは、たいへん、有難いことです。

無作為に情報を寄せ集めただけのウィキペディアデータを利用しやすいように編集したうえで、データベースに投入し、巧くワードプレスサイトと連携させるところまで、事細かに解説してくれています。